第57回

菁々祭

生徒会・文化祭実行委員会合同企画

5A谷津凜勇さんへのインタビュー

全校生徒から公募したものの、集まらなかったので、生徒会長のもう1つの顔を大公開! 実質、個展と化した渡り廊下へ、ぜひお越しください。

まず、普段の活動について教えてください。

学校内では、生徒会長・文化祭実行委員(校舎統括パート長)・文藝同好会の会長を務める他、新聞部や図書委員会(オブザーバー参加)などに所属するなど、多角的に活動しています。でも、実はそれだけではなく、学校外でも様々な活動をしています。具体的には、おたくの文化祭どないでっか?や関西学生文芸連合といった学生団体で役員を務めていたり、イベントを運営する高校生スタッフをしたり、教育系ベンチャー企業でインターンをしたり……といった感じです。

その中でも、今回の文化祭では、僕が今一番頑張って取り組んでいる活動について紹介します。

どのような活動なのでしょうか?

僕が設立し、代表理事を務めているNPO団体「Dor til Dor」(ドア・チル・ドア)として行っている、子どもたちの読書文化を盛り上げる活動です。児童書を紹介するフリーペーパー「月あかり文庫」を1人で去年の春に創刊したことに端を発し、仲間が増えた今、フリーペーパーの発行を続けながら、イベント開催やコミュニティー運営などに取り組んでいこうとしています。(詳しく知りたい方は http://dor-til-dor.org へアクセス!)

どのような展示をする予定ですか?

Dor til Dorの活動内容や発足に至った経緯、僕自身の想いなどを模造紙にまとめて生徒会室前の廊下に貼りだします。僕という人間の、新たな、そして最も僕らしい一面を覗き見てもらえればと思います。

また、探究学習や課外活動の面白さや魅力も併せて伝えていければと思います。

文化祭準備に至るまでのエピソードなどがあれば教えてください!

生徒会長や文化祭実行委員としての立場から言うと、実は、この企画は失敗かもしれません。というのも、本来は多様な生徒が学校外で個人で取り組んでいることについて発表できる場を設けようということで企画したものの、結果的に応募者がいなかったからです。

ただ、Dor til Dorの代表理事として言えば、大成功です(笑) もともと自分の活動をどこかでたくさんの人に知ってもらいたいという想いがあり、他にも同じような想いを持っている人がいるかもしれないと考えて発案したので、応募者がゼロということは、実質的な個展(笑)を開催できることになったのですから。

来場者へ一言!

まだあまり知られていない僕の裏の顔を見たい方は、渡り廊下までお越しください。

僕のように学校外で積極的な課外活動を行っている人が本校ではまだまだ少ないために、応募者がいなかったのだと思いますが、僕の展示が、生徒の皆さんが学校内外で新たな行動を起こすきっかけとなれば嬉しいです。